【BMIが増えるとどのような影響が!?】パーソナルジムがもたらす変化と合わせて解説します!
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2025 / 01 / 24
最終更新日:2025年1月24日
こんにちは、パーソナルジムBEYOND水戸店の益子です💪
皆さんは、自分のBMI(ボディマス指数)をご存知ですか?BMIは、体重と身長から算出される体格指数で、肥満度を評価する指標として広く利用されています。
今回は、BMIについて詳しく解説し、BMIが増加することでどのようなデメリットがあるのか、それぞれのBMI値の段階ごとの影響についてご紹介します。
さらに、BMIを下げるための具体的な方法や、パーソナルジムが効果的な理由についても深掘りしていきます。
Contents
BMIとは?
1.BMIの計算式
BMI = 体重(kg) ÷ 身長(m)²
例えば、体重80kg、身長170cmの人の場合:
80 ÷ (1.7 × 1.7) = 27.68
この数値は「過体重」に該当します。一見すると肥満に近い状態のように思えますが、必ずしもそうとは限りません。この後に解説するように、BMIは体脂肪量を直接測定するものではなく、あくまで体重と身長の比率を簡易的に評価する指標です。
2.BMIで考慮されない要素
BMIは便利な指標ですが、以下の点には注意が必要です。
・筋肉量の多い人:筋肉は脂肪よりも密度が高く、同じ体重でも筋肉量が多い人はBMIが高くなる傾向があります。そのため、アスリートや筋力トレーニングをしている人は「過体重」や「肥満」に分類されることがあり、必ずしも健康リスクを正確に反映していません。
・体脂肪率:BMIが正常範囲でも、体脂肪率が高い場合は「隠れ肥満」と呼ばれる状態に該当することがあります。
・体型の違い:年齢や性別、骨格によっても体重の分布が異なるため、一律に評価するのは難しい場合があります。
したがって、BMIはあくまで健康リスクを評価するための目安として活用し、体脂肪率や筋肉量など、他の指標と組み合わせて判断することが重要です。
3.BMIの分類基準
WHO(世界保健機関)が定める基準では、BMIは以下のように分類されます。
低体重(18.5未満):栄養不足や健康リスクが増大する可能性あり
普通体重(18.5~24.9):健康的な体型とされる
過体重(25.0~29.9):健康リスクが増加し始める段階
肥満(30.0以上):明らかな健康リスクを伴う
各段階における詳細なリスクと対策
上記分類の各BMI段階における具体的なリスクと、それに対する対策を以下に示します。
1. 低体重(BMI18.5未満)
・ 栄養不足による疾患: ビタミンやミネラルの欠乏による貧血、神経障害、免疫力低下など。
・ ホルモンバランスの乱れ: 生理不順、不妊症など。
・ 心疾患: 不整脈、心不全のリスク増加。
【対策】
・バランスの取れた食事: 三大栄養素をバランス良く摂取し、特にタンパク質を意識して摂る。
・ 適度な運動: 筋力トレーニングを中心に、基礎代謝を上げる。
・ 栄養士や医師への相談: 専門家による栄養指導を受ける。
2. 普通体重(BMI18.5~24.9)
・ 隠れ肥満: 体脂肪率が高い場合、内臓脂肪が蓄積し、生活習慣病のリスクが高まる。
・ 筋肉量の低下: 基礎代謝が低下し、太りやすい体質になる。
・ 骨密度低下: 特に女性は骨粗しょう症のリスクが高まる。
【対策】
・ 定期的な健康診断: 体脂肪率や骨密度を測定し、健康状態を把握する。
・ 筋力トレーニング: 筋肉量を増やし、基礎代謝を上げる。
・ バランスの取れた食事: カルシウムを多く含む食品を摂取し、骨を丈夫にする。
3. 過体重(BMI25~29.9)
・ 代謝異常: インスリン抵抗性、高血糖、高脂血症など。
・ 関節への負担: 肥満による体重増加は、関節への負担となり、痛みや変形を引き起こす。
・ 睡眠の質低下: 睡眠時無呼吸症候群のリスクが高まる。
【対策】
・ 食事制限: 高カロリーな食品を控え、食物繊維を多く摂る。
・ 有酸素運動: ウォーキング、ジョギングなどを行い、脂肪燃焼を促進。
・ 生活習慣の改善: 規則正しい生活、ストレス管理を心がける。
4. 肥満(BMI30以上)
・ がん: 大腸がん、乳がん、子宮がんなどのリスク増加。
・ 肝機能障害: 脂肪肝、肝炎、肝硬変のリスク。
・ 精神的な問題: うつ病、不安障害など。
【対策】
・ 専門家によるサポート: 医師、栄養士、トレーナーなどの指導を受ける。
・ 手術: 極度の肥満の場合、外科手術が選択肢となる。
・ 生活習慣の徹底的な改善: 食事、運動、睡眠のすべてを見直す。
5. 極度の肥満(BMI35以上)
・ 移動困難: 日常生活に支障をきたす場合がある。
・ 合併症のリスク増大: 心不全、腎不全、血栓症など、複数の重篤な合併症を引き起こす可能性。
・ 社会生活への影響: 仕事や人間関係に支障が出る場合がある。
【対策】
・ 専門医による治療: 早期に医療機関を受診し、適切な治療を受ける。
・ 生活習慣の根本的な改善: 長期的な視点で、生活習慣を改善していく。
【各段階における共通の対策】
・ 目標設定: 短期的な目標と長期的な目標を設定し、モチベーションを維持する。
・ 周りのサポート: 家族や友人、専門家からのサポートを得る。
・ 継続性: 一時的な努力ではなく、継続的な取り組みを心がける。
注意:
※ 上記は一般的な情報であり、個人の状況によって異なります。
※ 健康に関する悩みがある場合は、必ず医師にご相談ください。
BMIを下げるための具体的な方法
1.バランスの取れた食事
糖質、脂質、タンパク質をバランス良く摂取することが大切です。特に、タンパク質は筋肉合成を促すため、積極的に摂り入れましょう。
2.適度な運動
有酸素運動と筋力トレーニングを組み合わせることが効果的です。有酸素運動は脂肪燃焼を促進し、筋力トレーニングは基礎代謝量を上げる効果が期待できます。
3.十分な睡眠
睡眠不足は食欲を増進させ、肥満のリスクを高めることがわかっています。質の高い睡眠を心がけましょう。
4.ストレス管理
ストレスは過食や運動不足につながり、肥満の原因となります。ストレスを溜め込まず、適切な解消方法を見つけましょう。
パーソナルジムがBMI改善に効果的な理由
パーソナルジムは、一人ひとりの体質や目標に合わせたトレーニングと食事指導を提供することで、BMI改善をサポートします。その効果が高い理由は、以下の点が挙げられます。
1. オーダーメイドのトレーニングプログラム
・ 目標設定: 減量、増量、体組成改善など、あなたの具体的な目標に合わせてプログラムを作成します。
・ 効率的な運動: どの筋肉をどのように動かせば良いのか、正しいフォームで効率的に運動できます。
・ 安全なトレーニング: 怪我のリスクを最小限に抑えながら、最大限の効果を得られるように指導を受けられます。
2. 食事管理のサポート
・ 栄養バランス: 必要な栄養素をバランス良く摂取できる食事計画を立ててもらえます。
・ カロリー計算: 目標とする体重に合わせて、適切なカロリーを計算し、食事量を調整できます。
・ 食事制限のストレス軽減: ストレスなく続けられる食事方法を提案してくれます。
3. モチベーション維持
・ 継続的なサポート: トレーナーが定期的に励まし、目標達成に向けてサポートしてくれます。
・ 達成感: 目標に向かって着実に進んでいることを実感でき、モチベーションを維持できます。
・ 仲間との交流: 他の会員と交流することで、より一層トレーニングを楽しむことができます。
4. 専門知識に基づいた指導
・ 解剖学・生理学: 人体の構造や機能に関する知識に基づいた指導を受けられます。
・ 運動科学: 効果的な運動方法や、運動と栄養の関係性について学ぶことができます。
・ 個別対応: あなたの体質や状態に合わせて、最適な運動方法や食事指導を受けることができます。
まとめ
BMIは、あくまで一つの指標であり、筋肉量が多い人など、BMIが肥満度と一致しない場合もあります。大切なのは、体重だけでなく、体脂肪率や筋肉量、ウエスト周囲径などを総合的に評価し、健康状態を把握することです。
パーソナルジムに通うことで、健康的な体づくりを目指しましょう。
著者情報
益子雅博 Masahiro Mashiko
趣味:トレーニング、アニメ鑑賞、映画鑑賞、ディズニー、スイーツ 資格:はり師免許、きゅう師免許、あん摩マッサージ指圧師免許 主な経歴:男子ラクロス日本代表トレーナー 自身が学生時代にスポーツで大きな怪我をしたことをきっかけに、人の体に携わるっ仕事をしたいという思いを抱くように。 体育学部へ進学後、もっと学びたいという思いから専門学校へ進学しはり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。 これまでパーソナルトレーナー・スポーツトレーナー・鍼灸師として活動。