【ファスティングのメリットとデメリット】正しい知識
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2025 / 11 / 23
最終更新日:2025年11月28日
「ファスティングが気になるけど、本当に効果あるの?」
「やってみたいけど、逆に太ったり体調を崩したりしない?」
このような相談を、BEYOND水戸店でも非常に多くいただきます。
この記事では、
ファスティングのメリット・デメリット・向いている人・向かない人・正しいやり方 を
丁寧にまとめてみました✍️
Contents
ファスティングとは?正しい定義を知ろう
まずは「ファスティングとは何か?」を正しく理解することが大切です。
SNSで流れている情報は不正確なものも多く、誤解されたやり方で体調を崩す人も。
この章では、科学的な意味と健康法としての目的を整理していきます。
ファスティングの基本の意味
ファスティング(Fasting)=「絶食・断食」を意味します。
完全に食べない本格的な断食もあれば、
・ジュースクレンズ
・酵素ドリンクを使った断食
・16時間ファスティング
など“軽い断食”も含まれます。
共通しているのは
👉 胃腸を休めることで体内の代謝を整える こと。
短期間で痩せるというより、
「リセット」「デトックス」が目的とされています。
なぜファスティングが注目されるのか
✓ 食べすぎた翌日に“リセットしたい人”が増えている
✓ 内臓疲労が美容や体調に影響することが知られてきた
✓ ミニ断食は手軽で始めやすい
こうした背景から、
女性の美容・健康法として人気が高まっています。
ダイエット目的だけではNG
“ファスティングすれば痩せる”と思っている人が多いですが、
あくまで 目的は内臓の休息と身体の調整。
痩せるための基本は
・日々の食習慣
・睡眠
・運動
であり、ファスティングは補助的なものに過ぎません。
ファスティングのメリット

正しく行えば、ファスティングには確かなメリットがあります。
ただし、それは「短期的な変化」だけでなく、「体の内側」の状態が改善されるという意味。
この章では、科学的に分かっているメリットを詳しく紹介します。
① 胃腸が休まり、消化力が上がる
現代の食生活は常に“食べ続けている状態”。
胃腸が休む時間がないと、
・消化力の低下
・便秘
・疲れやすい
・むくみ
に繋がります。
ファスティング中は固形物が入らないため、
胃腸が完全に休まる唯一の時間になります。
② むくみが取れ、体が軽くなる
断食によって塩分や脂質の摂取が減り、
体内の余分な水分が抜けやすくなります。
特に女性に多い
・カラダの重だるさ
・脚のむくみ
・顔のむくみ
が改善しやすいのが特徴。
③ 味覚がリセットされる
ファスティングを行うと、
濃い味や脂っこいものを欲しにくくなります。
味覚が正常化されるため、
✓ 甘いものの依存が弱まる
✓ 少量でも満足できる
✓ 食事の質が自然と上がる
というポジティブな変化が期待できます。
④ 食欲の暴走が落ち着く
「夜になると甘いものが止まらない…」
「ストレスで食べすぎちゃう」
そんな方には特に効果的。
消化器・ホルモン・自律神経が整い、
“食欲のスイッチ”がリセットされます。
ファスティングのデメリット

メリットだけを見て始めると危険です。
ファスティングは万能ではなく、誤った方法や頻度で行うと体に負担がかかります。
特に女性はホルモンの影響を受けやすいため注意が必要です。
① 筋肉が減るリスクがある
食事を抜く=タンパク質も摂れない
↓
体は筋肉を分解してエネルギーにする
↓
基礎代謝が下がり、太りやすくなる
これはファスティング最大のデメリットです。
② リバウンドしやすい
断食中は体重が一時的に落ちますが、
それは脂肪ではなく
・水分
・胃腸の中身
が出ただけのケースが多いです。
そのため、終了後に食欲が爆発して
「前より太った…」
という女性も少なくありません。
③ 生理不順や冷えにつながる
食事を抜くことでエネルギー不足になり、
女性ホルモンの働きが低下します。
・月経が遅れる
・冷えが悪化
・疲労感が増える
などの不調が出る人も。
④ 頭痛・集中力低下を感じることも
特に初めて行う場合、
・血糖値の低下
・脱水
によって頭痛やだるさを感じることがあります。
仕事が忙しい時期・睡眠不足の時期はおすすめしません。
ファスティングが向いている人・向かない人

すべての人に適しているわけではないのがファスティング。
健康状態や体質、ライフスタイルによって相性が大きく分かれます。
この章では、どんな人に有効で、どんな人は避けるべきかを明確にします。
向いている人
・食べすぎが続き胃腸が疲れている
・むくみがひどい
・味覚リセットしたい
・短期的に体を軽くしたい
・夜の食欲を落ち着かせたい
向かない人
・運動不足の人
・筋肉量が少ない人
・ストレスが多い時期
・生理不順の人
・冷えが強い人
・低体重の人
無理に行うと逆効果になるケースが多いです。
女性は特に「生理周期」に注意
卵胞期(生理後〜排卵前)は比較的適している時期ですが、
黄体期や生理中のファスティングは特におすすめしません。
理由は
- 食欲が乱れやすい
- ホルモンの変動が大きい
- メンタルが不安定になりやすい
から。
正しいファスティングのやり方(安全に行うために)
ファスティングは“やり方次第”でメリットにもデメリットにもなる健康法です。
大事なのは、無理をせず、身体への負担を最小限にして実施すること。
この章では、トレーナー目線の「安全にできる実践ステップ」を解説します。
① 前日から油物・砂糖を控える
前日の食事が重いと、断食中のだるさが強くなります。
・揚げ物
・スイーツ
・加工食品
は避け、和食中心で整えましょう。
② 水分はいつも以上に摂る
断食中は脱水になりやすいため、
- 水
- 白湯
- ノンカフェインティー
を1.5〜2L飲むのがおすすめ。
③ 固形物を摂らない時間をしっかり守る
ジュースクレンズや酵素ドリンクを使う場合でも
「固形物を摂らない時間」をつくることが大事。
食べた瞬間、胃腸の休息は終了してしまいます。
④ 終了後の“回復食”が最重要
最も太りやすいのは実は 断食後。
回復食は
・お粥
・味噌汁
・野菜スープ
・豆腐
など、消化に優しいものを選びましょう。
回復食を守れないと、リバウンド率は一気に上がります。
BEYOND水戸店がおすすめする“現実的ファスティング”
極端な断食は不要。
BEYOND水戸店では、お客様の生活や体質に合わせて“無理なくできるファスティング”を提案しています。
続けられる形で取り入れることが、最も効果を出すコツです。
16時間ファスティング(プチ断食)
最も安全で続けやすい方法。
夜20時までに食事を終え、翌日12時まで固形物を摂らないだけ。
「午前中は消化に優しい食事」に切り替える
断食はしなくても、午前中だけ
- ヨーグルト
- フルーツ
- プロテイン
など“軽め生活”にするだけで胃腸は休まりやすくなります。
週1の“調整デー”をつくる
完全断食ではなく、
- 野菜多めの日
- フルーツ中心の日
- たんぱく質+スープの日
など“リセット日”を設けるのも効果的。
まとめ
ファスティングは万能ではありませんが、
正しい知識で行えば体のリセットに役立つ優秀な習慣です。
ただし、
- 無理な断食
- 長期間の絶食
- 栄養不足
は確実に逆効果。
女性は特にホルモンバランスが揺れやすいため、
「やり方」「時期」「量」を慎重に選ぶことが大切です。
BEYOND水戸店では、お客様の体質・生活に合わせた“安全なファスティング”を提案しています。
気になる方はお気軽にご相談くださいね😊
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著者情報
荒木 萌 Moe Araki
趣味:トレーニング、ギター、LIVE、カフェ巡り 【主な経歴】 全国バンド図鑑掲載、読売タウンニュース掲載 これまでシンガーソングライターとして活動しており、プロミュージシャンの前座やセッション歴あり。 ダイエット目的で始めたトレーニングにどハマりして、コンプレックスだったお尻の大きさが今では強みとなり自分に自信が持てるようになった。 体も心も変わる素晴らしいトレーニングを共有して必ず皆さんを幸せにします🤝❤️🔥

