秋は代謝が上がりやすい!?痩せ体質を作る習慣を解説します!
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2025 / 09 / 12
最終更新日:2025年9月12日
みなさんこんにちは!
パーソナルジムBEYOND水戸店の益子です💪
秋といえば、紅葉や美味しい旬の食材が楽しめる一方で、「つい食べ過ぎてしまう」「涼しくなって運動をサボりがち」という方も多い季節です。
しかし実は、秋はダイエットを始めるのに絶好のタイミングでもあります。気温が下がることで体は体温を維持しようとエネルギーを多く消費するため、基礎代謝が自然と上がるのです。
つまり、同じ運動をしても夏より秋の方が消費カロリーが高く、痩せやすい状態に。
この記事では、秋に代謝が上がる科学的メカニズムを解説するとともに、痩せ体質を作るための効果的な運動法や生活習慣の工夫をご紹介します。年末に向けてイベントが増えるこの時期、秋の特性を味方につけて、理想の体型を手に入れましょう。
Contents
秋に代謝が上がる科学的な理由
① 気温低下で体温維持のためにエネルギー消費が増える
人間の体は常に36.5℃前後の体温を保とうと働いています。秋になり外気温が下がると、体は体温を維持するためにエネルギーをより多く消費します。
この働きは「熱産生」と呼ばれ、無意識のうちに行われるものです。夏と秋で同じウォーキングをしても、秋の方が消費カロリーが高いのはこの仕組みが働いているからです。
例えば気温が25℃のときと15℃のときでは、10〜15%もエネルギー消費が増えるという研究結果もあります。つまり秋は、運動や日常生活の動きが「痩せやすさ」に直結する季節なのです。
② 褐色脂肪細胞が脂肪燃焼をサポート
脂肪には2種類あります。脂肪を蓄える「白色脂肪細胞」と、脂肪を燃やして熱を生み出す「褐色脂肪細胞」です。
褐色脂肪細胞は主に肩甲骨周りや首の後ろに多く存在し、寒さを感じると活発に働きます。秋から冬にかけて気温が下がることでこの細胞が刺激され、脂肪燃焼効率が自然にアップします。
特に肩甲骨を動かす運動は褐色脂肪細胞を活性化させる効果が高く、運動と組み合わせることでさらなる代謝アップが期待できます。
③ 夏は代謝が高そうで低い!?秋がチャンスの理由
夏は汗をかきやすいため代謝が高まっているように感じますが、実は汗は体温を下げるための機能であり、基礎代謝とは別物です。実際には、暑い夏よりも涼しい秋や冬の方が基礎代謝は高い傾向にあります。
つまり秋は、脂肪燃焼スイッチが自然に入りやすい季節。ここで正しい運動を始めれば、短期間でも効率的に体を変えることができるのです。
基礎代謝を高めるために意識すべきポイント
① 筋肉量を増やすことが最優先
基礎代謝のうち、約20%以上は筋肉によるエネルギー消費が占めています。つまり、筋肉量が多いほど「何もしていなくても痩せやすい体」に近づきます。
特に太ももやお尻など、下半身の大きな筋肉を鍛えることが代謝アップへの近道です。スクワットやランジといった自重トレーニングは自宅でもでき、初心者にも取り入れやすい方法です。
② 体を冷やさない習慣づくり
せっかく代謝が上がりやすい秋でも、体が冷えてしまうと血流が滞り、脂肪燃焼効率が下がります。
冷たい飲み物ばかり飲む、薄着で過ごすといった行動は避け、白湯や温かいお茶を取り入れましょう。また、腹巻きや靴下で冷えを防ぐことも代謝維持に効果的です。
③ 食事はタンパク質中心で
筋肉を増やすためには、筋肉の材料となるタンパク質をしっかり摂ることが必要です。
目安は体重×1.2〜1.5g。体重60kgの方なら1日72〜90gを目指しましょう。鶏むね肉や魚、卵、大豆製品などをバランスよく摂取することで、代謝を下げずに脂肪を燃焼しやすい体を作れます。
④ 水分補給で代謝サイクルを回す
代謝をスムーズに回すには十分な水分が不可欠です。水分不足は血流を悪化させ、脂肪燃焼効率を下げる原因になります。
常温水を1日1.5〜2リットルを目安にこまめに飲む習慣をつけましょう。特に運動時や入浴後は意識して補給することが重要です。
脂肪燃焼を加速させる有酸素運動
① ウォーキングで基礎代謝を底上げ
秋は涼しく運動がしやすい季節。特にウォーキングは脂肪燃焼に効果的で、初心者でも取り入れやすい運動です。1回30分以上、週3回を目標に取り組みましょう。
朝や仕事帰りに歩くと生活リズムが整い、睡眠の質も向上します。
② 心拍数を意識して効率的に脂肪燃焼
有酸素運動で脂肪を効率的に燃やすには、「脂肪燃焼ゾーン」と呼ばれる心拍数を維持することが大切です。最大心拍数の60〜70%が目安で、ウォーキングなら「少し息が弾むけれど会話ができる程度」が理想です。
③ インターバルトレーニングで短時間高効率
「1分間早歩き→30秒ジョギング→1分間ウォーキング」を繰り返すインターバルトレーニングは、短時間でも高い脂肪燃焼効果があります。仕事や家事で忙しい方でも効率的にカロリーを消費できる運動法です。
④ 秋ならではの楽しみ方
紅葉を見ながらのハイキングや、サイクリングなど秋ならではのアクティビティを取り入れることで運動が「楽しい習慣」に変わります。楽しく続けることが、結果的にダイエット成功への近道です。
代謝を高める筋トレメニュー
① 下半身強化が鍵
基礎代謝を高めるには、大きな筋肉を優先的に鍛えることが重要です。スクワットやランジは太もも・お尻を中心に鍛えられ、日常生活での消費カロリーを大幅に増やします。
正しいフォームを意識することで怪我を防ぎ、効率よく筋肉をつけられます。
② 体幹を鍛えて姿勢改善
プランクやヒップリフトなど、体幹トレーニングは姿勢を整え、代謝をさらに高めます。姿勢が崩れると筋肉が効率的に使われず、消費カロリーが減少するため、体幹強化はダイエットに欠かせません。
③ 上半身もバランスよく鍛える
腕立て伏せやダンベル運動で上半身も鍛えることで、全身の代謝が底上げされます。特に肩甲骨周りを動かすと褐色脂肪細胞が刺激され、脂肪燃焼効果がさらにアップします。
④ 無理なく続ける頻度で
筋トレは週2〜3回が理想です。毎日行うよりも適度に休息を挟むことで筋肉が成長しやすくなります。続けることを最優先にしましょう。
生活習慣で代謝をさらに底上げ
① 睡眠で代謝リズムを整える
睡眠不足は代謝を下げる大きな原因です。睡眠時間が6時間未満になると、食欲を増進するホルモン「グレリン」が増え、満腹感をもたらす「レプチン」が減少します。
毎日6〜7時間の質の高い睡眠を確保しましょう。
② 朝食で代謝スイッチをオンに
朝食を食べることで体温が上がり、代謝がスタートします。タンパク質と炭水化物をバランスよく含む朝食を摂ることで、1日のエネルギー消費がスムーズになります。
③ ストレス対策も重要
ストレスは自律神経を乱し、血流やホルモンバランスを悪化させて代謝を下げます。軽い運動や趣味の時間を取り入れ、ストレスを溜めない生活を心がけましょう。
④ 日常動作を運動に変える
通勤時に一駅分歩く、家事を全力で行うなど、日常生活の中で自然に運動量を増やす工夫を取り入れましょう。これだけでも基礎代謝の底上げに繋がります。
パーソナルジムで理想の体へ最短距離
① 自己流では遠回りになりやすい
運動や食事管理を自己流で行うと、誤った方法で効率が下がることが多々あります。パーソナルジムでは専門知識を持つトレーナーが科学的根拠に基づいたプログラムを作成するため、最短距離で結果を出すことができます。
② 継続しやすい環境
一人では挫折しやすいダイエットも、トレーナーと二人三脚で取り組むことでモチベーションを維持できます。定期的な測定や目標設定が続ける力になります。
③ 個別食事指導で効率アップ
一人ひとりの生活習慣や好みに合わせた食事指導を受けることで、無理なく代謝を高める食生活が身につきます。
④ 秋から始めて年末年始を乗り切る
秋は代謝が上がりやすく、痩せやすい時期。このタイミングでジムに通い始めることで、年末年始の太りやすい時期をスムーズに乗り切れます。
まとめ
秋は、気温が下がることで基礎代謝が自然と上がり、ダイエット成功に最適な季節です。
褐色脂肪細胞の活性化や体温維持のためのエネルギー消費増加により、夏よりも効率的に脂肪を燃焼できます。このチャンスを活かすには、筋肉量を増やす筋トレと脂肪燃焼を促す有酸素運動を組み合わせ、生活習慣全体を見直すことが重要です。
さらに、パーソナルジムで専門家のサポートを受ければ、正しい知識とモチベーションを保ちながら理想の体型を最短距離で実現できます。今年の秋は代謝を味方にして、自分史上最高の体を作りましょう。