12月に挫折する女性が多い理由と続けるコツ
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2025 / 12 / 04
最終更新日:2025年12月4日
「12月になるとダイエットのやる気が消えていく…」
「食べる機会が増えて、結局1月にはリバウンドしている」
実は、12月は 1年の中で最も挫折者が多い月。
その理由は “意志が弱いから” ではなく、環境・脳の仕組み・ホルモン・人間関係・季節要因 が重なるためです。
12月に続かないのは「あなたのせいではない」。
仕組みを理解し、対策を先に置くだけで劇的に変わります。
Contents
12月はなぜ挫折しやすいのか?

12月は「やる気が下がる仕組み」がいくつも重なる“特別な月”です。
イベント、気温低下、日照時間、仕事の忙しさ…これらが女子の体とメンタルに大きく影響します。
それぞれの要因を理解することが、まず第一歩です。
忘年会・クリスマスなど“イベントラッシュ”で生活リズムが崩れる
12月は、1年で最も「食べる・飲むイベント」が詰め込まれる月です。
• 忘年会(職場・友人・家族)
• クリスマスディナー
• 差し入れ・ケーキ・お菓子
• 人と会う機会の増加
これらが一気に増えるため、 カロリーが普段の1.5〜2倍になる日が連続 します。
特に問題なのは、
▶ 外食 → 翌日むくむ → 気分が落ちる → もういいや…の負のループ
人間は「自分の変化を数字で確認できないと、継続意欲が低下する」
という心理があります。
そのため たった数日むくんだだけでも“ダイエット失敗した気分” になり、挫折につながります。
“日照時間の低下”でセロトニンが減り、やる気が下がる
12月は1年で最も日照時間が短くなります。
すると 幸せホルモン(セロトニン)が減少し、
• やる気の低下
• 食欲の増加
• 甘い物が欲しくなる
• 気分の落ち込み
などが起こりやすくなります。
特に女性はホルモンバランスの影響を受けやすく、
冬季うつの手前状態になっている女性も多いのです。
つまり、やる気が出ないのは自然現象。
“意志の弱さ”ではありません。
気温の低下で体が「省エネモード」になり動かなくなる
寒くなると体はエネルギーを消費しないように、
▶ 動きたくないモード(低活動状態)
に切り替わります。
• 朝布団から出たくない
• 外に出たくない
• トレーニングが面倒
• 帰宅後、すぐコタツへ直行
これらは本能的反応なので、誰でも起こります。
結果として活動量が減り、
消費カロリーが大幅に低下 → 体重が増える → モチベが下がる
という悪循環に。
仕事・家事・人間関係の“年末ストレス”がピークに達する
12月は年間でも最もストレスが溜まりやすい月です。
• 仕事の締め切り
• 忙しさ
• 家の片付け
• 年賀状や準備ごと
• 人間関係の行事
ストレスが増えると コルチゾール(ストレスホルモン) が上がり、
甘い物・脂っこい物が欲しくなります。
つまり、
「12月に食べすぎるのは脳の仕組み」
「無意識に食でストレスを処理している」
ということ。
これが挫折を引き起こす大きな要因です。
12月の“目標設定”がそもそも現実的ではない
多くの女性が、
• 「12月こそ痩せたい」
• 「クリスマスまでに◯kg落としたい」
という短期的すぎる目標を立てます。
しかし、12月は確実にイベントが増え、生活リズムが乱れやすい月。
普段以上に完璧を求めるほど挫折しやすい のです。
12月は「落とす月」ではなく、
▶ 現状を維持しつつ“増やさない月”が正解
これだけで1月から一気に差がつきます。
12月でも続けられる人がやっている“5つの鉄則”

挫折を防ぐコツは「頑張ること」よりも「仕組みで守る」こと。
成功者は意志の強さではなく、環境づくりが上手なだけです。
① “完璧主義”を捨てる:80点でOKにする
12月は 80%の力で継続することが何より大切。
• 外食の日 → 次の日だけ調整
• 食べすぎた → 3日で戻す
• トレーニングできない週がある → できる範囲だけ
この「柔軟性」が、最終的に継続力を生みます。
② 体重ではなく“習慣”のログをつける
12月はむくみで体重変動が激しいため、
体重だけ見るとやる気を失いやすい月 です。
成功する人は、
• 歩数
• 水分量
• タンパク質量
• 運動回数
• 睡眠時間
などの “行動のログ” を重視します。
行動ができていれば、体重は必ず後からついてきます。
③ “先に予定を埋める”ことでブレにくくする
成功者は、12月の予定を先に固定しています。
• トレーニング日を手帳に書く
• 外食の日を最初から把握
• イベントの3日前から軽く調整
• 週2〜3回のウォーキングは死守
先に決めておくことで、
迷いが減り、続けやすくなります。
④ 外食ルールを3つだけ決める
ルールを細かくすると続かないため、
“3つだけ” 決めるのが効果的。
例:
1. 揚げ物を1回だけにする
2. お酒は2杯まで or 蒸留酒にする
3. シメを食べない
4. 翌朝は水+味噌汁+果物+軽め糖質で調整
これだけで1回あたりの摂取カロリーを300〜500kcal減らせます。
⑤ 運動は“短時間×高頻度”が最強
12月は長時間の運動が難しいため、
▶ 10分でいいから小さく動く
これが継続の鍵です。
おすすめは:
• 自宅サーキット
• 10分HIIT
• 早歩き15分
• スクワット20回×3
• 朝ストレッチ3分
「寒いから動けない」ではなく「短時間なら動ける」に変換すると、続きます。
12月の挫折を防ぐ“メンタルの整え方”

12月に挫折する背景には、身体だけでなく“心の疲れ”があります。
メンタルへのアプローチを先に置くことで、ダイエットの成功率は大きく上がります。
自分を否定しない:むくみ=脂肪ではない
12月の体重増加の7〜8割は、
• 水分
• 塩分
• 糖質
• アルコール
• 生理周期
によるもの。
脂肪にはなっていない。
たったこれを理解するだけで、挫折率は大きく下がります。
“やる気”ではなく“環境”に頼る
寒さ・疲れ・日照不足…12月のやる気は下がって当然。
だから成功者は 意志に頼らない。
• ウェアを前日に準備
• 水筒を持ち歩く
• 冷蔵庫にタンパク質を常備
• ジムを予約する
“やる気がなくてもできる仕組み”を作ります。
人と比べない:12月はみんな崩れる
SNSでは
「私だけが太ってる気がする…」
と思いやすいですが、実際は ほぼ全員崩れます。
大事なのは他人との比較ではなく、
昨日の自分と比べること。
“できたこと”に目を向ける習慣
12月は「できなかったこと」に意識が向きがち。
• ケーキを食べてしまった
• 飲みすぎた
• ジムに行けなかった
しかし、落ち込みは挫折に直結します。
だからこそ、
• 水を飲めた
• 歩数が増えた
• タンパク質が摂れた
• 自炊できた日があった
小さな成功を拾うこと が続ける力になります。
“続ける力”を高める12月専用ルーティン
ルーティンは“意志の消耗”を減らし、習慣化を最速で進める武器。
12月特有の乱れを前提にしたルーティンを紹介します。
朝:白湯+ストレッチ+朝日を浴びる
冬は代謝が落ちやすいため、朝のスイッチが重要。
• 白湯で内臓を温める
• 3分ストレッチで血流UP
• 朝日でセロトニンを活性化
これだけでやる気と安定感が大きく変わります。
昼:高タンパク×低脂質食で安定させる
12月こそ 昼食の質を高める ことが大切。
• 鶏むね・豆腐・白身魚
• 野菜スープ
• 低脂質のお弁当
• おにぎり+味噌汁+たんぱく源
昼が整うと、夜の暴食が激減します。
夜:温かい飲み物→入浴→軽ストレッチ
冬は交感神経が乱れやすく、食欲が暴走しがち。
夜のルーティンで心身を整えることがダイエットの鍵です。
おすすめ順:
1. 白湯 or ルイボスティー
2. 40℃の湯船に10〜15分
3. ストレッチ(肩・股関節)
睡眠が深くなり、翌日のむくみも改善します。
週末:作り置き+翌週の予定決め
12月は週末の過ごし方が運命をわけます。
• 作り置きを2〜3品
• 翌週の予定(ジム/外食)を可視化
• スイーツは“週1だけ”楽しむ
• ウォーキングの時間を確保
準備ができている人は崩れにくいです。
まとめ
12月は“戦う月”ではなく“整える月”
12月は挫折しやすい月ですが、それはあなたが弱いからではありません。
環境と脳と体の仕組みが乱れやすいだけ。
だからこそ、
完璧を目指さない。できることを積み重ねる。
12月をこう捉えるだけで、1月の変化が劇的に変わります。
🔸 食べすぎた日は翌日〜3日で調整
🔸 トレーニングは短くてもOK
🔸 行動ログを重視
🔸 夜のルーティンを整える
これを守るだけで、12月でも挫折せずに乗り切れます。
BEYOND水戸店では、
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著者情報
荒木 萌 Moe Araki
趣味:トレーニング、ギター、LIVE、カフェ巡り 【主な経歴】 全国バンド図鑑掲載、読売タウンニュース掲載 これまでシンガーソングライターとして活動しており、プロミュージシャンの前座やセッション歴あり。 ダイエット目的で始めたトレーニングにどハマりして、コンプレックスだったお尻の大きさが今では強みとなり自分に自信が持てるようになった。 体も心も変わる素晴らしいトレーニングを共有して必ず皆さんを幸せにします🤝❤️🔥

